Granny’s
世界中のグラニーから学ぶあれこれ
Srilanka

アンマの本格スパイスキッチン

“Serendipity”―わたしが好きな英単語の一つです。

東南アジアを抜け、やってきましたスリランカ。インドの南に位置するこの島国は日本ではまだそれほど

メジャーではない分、未知の可能性、素敵な偶然の出会い、掘り出し物のようなもの(=Serendipity)が

眠っている気がしてなりません。そんな未知の国を旅をする上で、絶対的に重要なのは「食」!

スリランカに来たらやっぱりカレー!ということでどんなお味に出会えるか、どきどきわくわくの

本場スリランカカレー作りにチャレンジしてきました。

スリランカではお母さんのことをアンマと呼びます。

今回は4歳のお孫さんを持つスリランカのグラニーアンマ、SWENEETAさんに教えて頂きました。

使い慣れた様子のキッチンには約40年もの(!)のミキサーや、こちらも年季の入った窯やさまざまな

調理器具。一部屋では収まりきらなくなったそうで現在はもう一つガスコンロのある部屋をキッチンと

して使っているそうです。わたしは発色のいいグリーンの壁にレトロな模様の床に心を奪われつつ、

一方でてきぱきと準備を始めるアンマ。さっそくクッキングスタートです!

意外な隠し味!

普段は缶詰やパックで売られているものしかお目にかからないココナッツミルク。

こちらももちろん自家製のものを使います。ポルガーノと呼ばれる道具を使って実を削り、搾ります。

最初にできる濃厚な一番搾りのココナッツミルクは仕上げ用。二番目以降のものは最初の方の

工程で使用します。目の前で作られた保存料なども全く入らない天然さはなんだか安心できますね。

今回作ったのレンズ豆のカレーは日本でいうところのお味噌汁並みに頻繁にスリランカの食卓に

並ぶメニューだそうです。

お豆とインゲンに次々と振りかけるスパイスは

カレーパウダー

ディル

ターメリック

シナモン

岩塩を水につけたもの

中でも特筆すべきはモルディブ産のカツオフレーク!

カレーにカツオフレーク!!??なんだか意外でびっくりしましたが、これがスリランカカレーを

スリランカカレー足らしめる重要な材料なんだとか。これがお味にどう影響するのか期待大。

スパイスにはトゥナパハと呼ばれるそれぞれの家庭独自のミックススパイスがあり、アンマ特製の

コリアンダーたっぷりトゥナパハも投入します。(写真左)

ちなみにスパイスには殺菌作用があり、スパイスを使用した料理は保存がきくそう。

他にも胃腸の働きを高める、食欲を増進させる、美容にも効果がある、、、など

いいことたくさん、アジアンスパイス!

火にかける際には最初にカルピンチャというカレーリーフ、オニオン、ガーリック

この三つをココナッツオイルで炒めます。最初に炒めるというのがポイント。

いよいよキッチンにはココナッツとスパイスのいい香りが充満し、食欲をそそります。

実はこのグラニーズキッチンはスリランカ到着直後に行われたためこのカレーはわたしにとって

正真正銘スリランカでの最初の一口だったのです。そのお味やいかに・・・?

最後にアンマがいれたチリの量に若干のとまどいを見せ恐る恐る食べたレンズ豆カレー、思ったよりも

辛くなく柔らかく広がる優しいおいしさ。具材はシンプルなのにやっぱりスパイスに深みがあって食べ

応えがあります。これがカツオフレークの底力??

「思ったよりも辛くなく」と書きつつ普段はかかない汗をたくさんかいて、デトックス効果を

感じました!

Todays Granny’s 今日のグラニー

SWENEETAさん

息子さんご夫婦が経営するゲストハウスで出されるお料理を担当するSWENEETAさん。
スリランカではお誕生日などさまざまなお祝いごとでのパーティーも多いそうで、大人数の料理はお得意。
撮った写真を現像して差し上げるととっても喜んで下さり、こちらまで嬉しくなりました!
ご家族とご近所と、海外からのゲストの健康を支えるスリランカのアンマgranny。