Granny’s
世界中のグラニーから学ぶあれこれ
Indonesia

バリ島チャナンのお供え物

観光リゾート地として言わずと知れたインドネシアのバリ島。行ったことがある!という方も多いのでは

ないでしょうか。バックパッカーの私にはリゾートなど無縁、、かと思いきやバリ島にもローカルはある!

ということでバリ島在住の方のお宅にお邪魔ししばしバリライフを垣間見るべくやってまいりました。

ここサヌールというエリアはバリの中でも比較的静かで、かつ利便性も良く長期滞在の外国人の方も

多いんだとか。歩いて行ける距離に魅力的なスポットもたくさん!まずは海を目指してぶらぶらと、

素敵なバリ建築や、南国特有の力強い木々と鮮やかな花々に心躍らせながら街の中を散策してみることに。

歩いている最中道の途中でところどころで目にする、葉っぱの上に置かれたお花やお菓子。

聞くところによるとこれらはチャナンと呼ばれるヒンドゥー教のお供えものなんだそう。

それぞれのおうちで少しずつ形や中身に違いがあってお供えものにしては意外と無造作に置かれている

(結構踏まれたりしてる)のがなんだか宗教についても肩ひじ張らずのんびりしたバリらしくていいなあと

思いさっそく滞在先の大家さんに相談してみることにしました。

隣に住む大家さんのお母さまは推定(バリの人々はその辺もアバウト)70歳のグラニー。

彼女がチャナンを作っているところを見せて頂けることになり大喜び!あとで知ったのですが、

バリではこのチャナン作りを体験するツアーなるものものあるらしく、それでもこんな身近なところで

しかも個人的に体験させて頂けるなんてとってもラッキー!と改めてこのご縁に感謝感謝でした。。

バリエーションは十人十色

まずはチャナンの器となるヤシの木を切りホッチキスで組み立てます。

そのナイフ裁きといったら・・・。こちらがどきどきしてしまう程のラフさ。

幼いころから作り続けているらしく目をつぶってもできるという風な慣れた手つきで次々と

完成していきます。出来上がった器にはお花や葉っぱ、お菓子にお香を。

他にもたばこやお米などバリエーション豊富で個性が出るので見ているだけでもとっても楽しいです!

違う日にはチャナンの他にもバナナの葉っぱにお米を乗せたシンプルなサイパンというものも作って

いました。こちらもおままごとのご飯みたいでなんだか可愛らしい。

先に書いたようにこんなに凝っていて素敵なチャナンですがその扱いは意外と雑なものです。

それはお供えするという行為自体に価値があるという意味があるらしく、お供えした物自体には

そこまで丁重に扱うことはしないんだそう。

せっかく作ったのになんだかもったいない・・・と思いながら気に入ったチャナンのコレクションを

写真に収めるわたしでした。

前回のマレーシアのgrannyから、宗教に関するトピックが続きました。

旅をしていると「あなたの宗教は?」「なぜクリスチャンでもないのに教会で結婚式をあげるの?」

「お正月はどこでお祈りするの?」など宗教に関して聞かれることや考える機会がとても多いです。

宗教がこれほど国の政治や経済、文化や個人の生活まで影響を与えるものだということは日本では

あまり感じなかったことです。クリスマスをお祝いしたり神社や寺院でお参りをしたり今まで割と

自然にしてきたことがやっぱりちょっと変わっているのかなと改めて自分と自分の国の宗教観を

考えるいいきっかけになってると思います。旅は当たり前だと思っていたことを考え直すたくさんの

チャンスを与えてくれます。そのチャンスを逃さないようにしっかりがっしり前髪をつかみます!

(チャンスの神様の!)

Todays Granny’s 今日のグラニー

NI MADE RAMPEEさん

バリでわたしがお世話になったおうちの大家さん(のお母さん)。
毎朝まだ暗いうちから家事をはじめる働き者の彼女はバリ語を話す生粋のバリっ子。
バリ語はインドネシア語とも全く違うためあらかじめ少し調べておいたインドネシア語も意味なく、、
ボディーランゲージを駆使したコミュニケーションでしたがお互いに終始にこにこ、流れる空気感は
穏やか~。いつも彼女の近くにいるモップのようなわんちゃんとセットで並んだ光景が大好きでした。