Granny’s
世界中のグラニーから学ぶあれこれ
Thai

Vinitaおばあちゃんの朝ごはん

ここバンコクでお世話になっているBoonyarataphanファミリー。

世界各国とつながりのあるこの一家は暖かくわたしを迎えて下さり、毎日毎日至れり尽くせり。

みなさんがとても親切にしてくださる素敵なファミリーです。

そんな一家の中心となっているのが、vinitaおばあちゃん。

タイ人のお父さまと日本人のお母さまをお持ちのvinitaさんは私が到着した初日から

「わからないことがあったら何でも聞いてくださいね」と優しく日本語で声をかけて下さり、

私はどれだけ安心して旅のスタートをきれたことか。

旅の概要を説明し、タイの料理を教えてくださいとお願いしたところ、

こちらの一家にはお手伝いさんがいるので普段vinitaさんはお料理はされないそうですが

今回は特別に「一緒に朝ごはんを作りましょう」と快諾してくださいました。

朝ごはんというからには日本でいうご飯とみそ汁?のようなものかなという想像をよそに、

7時に起床しリビングにいくとそこにはずらりと並んだ海鮮にお肉、野菜の数々が!

食材を見ただけでもこれからどんなご馳走ができるのだろうとわくわくする光景でした。

「カプラオ」はたっぷりと!

 

今回vinitaさんが朝ごはんにと教えて下さったのは

・イカときゅうりのスープ

・タイ風オムレツ

・ガパオ(鶏肉のバジル炒め)

の全部で3品。

 

まずはイカときゅうりの中にひたすら豚肉を詰めます。

もちろん馴染みのある食材ですが少しずつサイズや硬さ、色などが違います。

日本ではあまり見たことのない中間サイズのイカに、きゅうりとズッキーニの間のようなきゅうり。

一つ一つが新鮮で興味深々・・・

ついつい作業の手が止まりそうになるのを気を付けながら詰める作業に集中集中。

 

タイ風のオムレツには刻んだ玉ねぎと、トマト。溶いた卵に多めの砂糖をいれます。

味付けのポイントとなるのは「ナンプラー」。

日本人には好き嫌いの分かれる調味料ではありますが、

これが入るだけでぐっとタイ料理らしくなります。

 

ガパオに使うホーリーバジルはタイ語で「カプラオ」と呼び、「コロ」と呼ばれる

すり鉢のような臼のような器を使ってすりつぶしたニンニクと唐辛子と一緒にたっぷり炒めます。
フライパンに溢れるほど入れても見る見る間にしんなりとして、朝から食欲を誘う香りが・・・

あっという間に日本でもおなじみのガパオの出来上がり!

ちなみに「ピッキーヌ」(プリッキーヌ)と呼ばれるタイ料理には欠かせない唐辛子は

小粒でとても辛い品種。小さければ小さいほど辛いそうです。

この唐辛子によるタイ料理独特の辛さが引き起こす

「辛いけど食べたい」「(舌が)痛いけど食べたい」という不思議な中毒性。

暑い中辛い物を食べてさらに汗をかく、これがアジアンフードの醍醐味のようでもありますね。

たくさん汗をかいたらきれいさっぱり、とても健康になれる気がします。

 

辛いからこそご飯が進むガパオに、甘い卵のオムレツ、優しいお味のスープで

幸せいっぱい、とても贅沢な朝ごはん。

朝からこんなにいっぱい食べて大丈夫かしら・・・と心配しながらも

すぐそばでvinitaさんが「たっぷり食べてね~」と言って下さるので、

結局食べ過ぎてしまう私でした。

「ガパオ」「カオマンガイ」「パッタイ」・・・タイ料理がお好きな方ならおなじみのメニューの

数々も、場所や作る人が違えばお味もそれぞれ。東京でも好んでよくタイ料理を食べますが、

まだまだ知らない味や知らないタイ料理がたくさんあるんだなあとここバンコクにきて改めて

感じます。もちろん全てが大当たりではないかもしれませんが、少しでも挑戦してみる気持ち

を忘れずに色んな新しい味にトライしてみたいと思います!

Todays Granny’s 今日のグラニー

Vinita(Tamako)さん

以前のご職業は教師をされていたというVinitaさん。(日本名はTamakoさん。)
82歳になられるというvinitaさんですがなんと流行りのLINEもばっちり使いこなされます。
リビングルームに所狭し飾られたたくさんのメッセージボードや写真、似顔絵の
全ては、お誕生日にお子さんやお孫さんご友人などから送られたものだそう。
とても多くの方から慕われる、愛されgranny。